熱中症予防のための運動指針　　　　　　　　　　ＷＢＧＴ（湿球黒球温度）
ＷＢＧＴ 31℃以上	運動は 原則中止	ＷＢＧＴ３１℃以上では、皮膚の温度より気温の方が高くなる。 特別の場合以外は、運動を中止する。
ＷＢＧＴ 28℃〜31℃	厳重警戒 （激しい運動は中止）	ＷＢＧＴ２８℃以上では、熱中症になる危険が高いので激しい 運動や持久走など熱負荷の大きい運動は避ける。 運動する場合にはできるだけ多く休息を取り、水分補給を行う。 体力の低い人、暑さに慣れていない人は運動しない。
ＷＢＧＴ 25℃〜28℃	警　　戒 （積極的に休息）	ＷＢＧＴ２５℃以上では、熱中症になる危険が増すので、積極 的に休息を取り、水分を補給する。激しい運動では、30分おき くらいに休息を取る。
ＷＢＧＴ 21℃〜25℃	注　　意 （積極的に 水分補給）	ＷＢＧＴ２１℃では、熱中症による死亡事故が発生する可能性 がある。熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極 的に水分補給を行う。
ＷＢＧＴ 21℃以下	ほぼ安全 （適度に水分補給）	ＷＢＧＴ21℃以下では、通常は熱中症の危険は小さいが、適度 に水分を補給することが必要。市民マラソンなどではこの条件 でも熱中症が発生するので注意する。
屋外で日射のある場合：ＷＢＧＴ＝0.7×湿球温度＋0.2×黒球温度＋0.1×乾球温度
屋内で日射のない場合：ＷＢＧＴ＝0.7×湿球温度＋0.3×黒球温度